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【尾久の原公園】春の使者発見!
- 尾久の原公園
今年は例年に比べて気温の高い日が多いですね。
尾久の原公園のサクラもちらほら色づき始めています。
サクラの開花宣言も今日明日には発表されそうな3月13日(月)
尾久の原公園の湿地に春の使者を発見しました。
土筆(ツクシ)です。
地面からにょっきり顔をだしたばかりのツクシンボウ(ツクシの別名)。
「ツクシ」の名は、「澪標(みおつくし)」(船が港へ入る通路を示した杭)の「つくし」で、
突き立った杭のように見えることから付けられたと言われています。
または、「突く突くし(突き伸びる)」が由来ともされていますし、
漢字の「土筆」は土に刺した筆のような姿から当てられたそうです。
「ツクシ」は、細い線状の葉を持つ「スギナ」の胞子茎であり、スギナとは地面下で繋がっています。
どういう分布と言うか、仕組みになっているのかは分かりませんが、
尾久の原公園湿地のツクシも、スギナばかりが目立つ場所もありますし、両方生えている場所もあります。
昨年は3月16日に湿地で見つけたとの記録が残っており、サクラ同様早い出現となりました。
生えている場所が湿地であり、皆さん方の目に触れられない場所にあることは残念ですが
季節の風物詩と言える「ツクシ」の訪れをお伝えさせていただきます。