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【尾久の原公園】春の足音…。
- 尾久の原公園
まだまだ寒い日が続きますね。
お日様の当たる日中はまだしも、北風が吹く夕方以降は指先まで凍り付きそうになります。
暦は2月、如月(又は衣更着)。
まだまだ春は遠くにありますが、歩みは遅くとも着実に春に近づきつつあります。
今日、尾久の原公園に小さな春の息吹を見つけました。
「ホトケノザ」が小さな花を咲かせ始めました。
「ホトケノザ」と言う名称を聞きますと、「春の七草」
「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ、ホトケノザ・スズナ・スズシロ」
を思い浮かべる方が多いと思います。
が、写真に写る「ホトケノザ」は春の七草の「ホトケノザ」とは別ものです。
春の七草に数えられるホトケノザは、「コオニタビラコ」と言う植物のことを指しています。
「コオニタビラコ」の葉が放射状に広がる様子が、仏様の蓮座のようだと言うところからついた名前です。
では、写真の「ホトケノザ」はどうでしょう?
この「ホトケノザ」は別名「サンガイクサ」と言う別名を持っています。
ホトケノザの由来は、その葉の形が仏様の台座(蓮座)の様に見えることから名付けられました。
また、葉が段状に付くところから3階建て屋根に見立てて、別名であるサンガイクサとも呼ばれたそうです。
春の七草の「ホトケノザ=コオニタビラコ」とは異なり、この「ホトケノザ」は食用には向かないそうです。
かわいい紫色の花が一つ二つと咲き始めると、ゆっくりとゆっくりと季節が進んでいるんだなぁと感じます。
今はまだ、柵の内側に目立たないようにひっそりと咲いています。
尾久の原公園の近くにお立ち寄りの際は、小さな春の訪れを見つけてみませんか?
職員一同お待ちしております。
「#こどもスマイルムーブメント」