ブログ
【尾久の原公園】犬蓼(イヌタデ)の花
- 尾久の原公園
いよいよ秋も深まってきましたね。
皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか?
季節の変わり目でもありますので、体調管理を整えて下さいね。
さて今回は、トンボ池の北側に付随する「上の湿地(通称)」の周囲に自生している、
「犬蓼(以後、イヌタデと記す。)」の花をご紹介いたします。
(※ 写真中央左側にナナホシテントウがいます。)
昨年から「上の湿地」周辺の刈りこみを、湿地の縁を残すように変えたところ、
自生域が広がり湿地を半周するぐらいとなりました。
イヌタデは、タデ科の一年草で広く日本全国に自生しており、ひとくくりに「雑草」扱いされている草になります。
イヌタデの語源は諸説ありますが、
タデ科の中にあって食用に適さない、役に立たないという事から「否(イナ)タデ」→「イヌタデ」
と呼ばれるようになったという説が有力です。
初秋に小粒で穂状の紫紅色の花を咲かせるのですが、
子供たちが「おままごと」に興じる際、この粒状の花をしごき取り、赤飯に見立てて遊んだことから、
「アカマンマ」との別称で呼ばれてもいるのですが、
幼少期にこの花を使い「おままごと」に使った経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
また、11月の誕生花でもあり、花言葉は
「あなたのために役立ちたい」
「あなたのお役に立ちたい」
ですが、何とも健気な花言葉ですね。
我々、SCの職員も、公園を訪れる皆さんのお役に立てるよう、
今後も公園の維持管理に努めてまいりますので、
皆さんからの様々なご意見、ご教示をお待ちしています。
宜しくお願い致します。
「#こどもスマイルムーブメント」