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【尾久の原公園】犬蓼(イヌタデ)の花

  • 尾久の原公園
'22.10.21

いよいよ秋も深まってきましたね。

皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか?

季節の変わり目でもありますので、体調管理を整えて下さいね。


さて今回は、トンボ池の北側に付随する「上の湿地(通称)」の周囲に自生している、

「犬蓼(以後、イヌタデと記す。)」の花をご紹介いたします。


(※ 写真中央左側にナナホシテントウがいます。)


昨年から「上の湿地」周辺の刈りこみを、湿地の縁を残すように変えたところ、

自生域が広がり湿地を半周するぐらいとなりました。


イヌタデは、タデ科の一年草で広く日本全国に自生しており、ひとくくりに「雑草」扱いされている草になります。

イヌタデの語源は諸説ありますが、

タデ科の中にあって食用に適さない、役に立たないという事から「否(イナ)タデ」→「イヌタデ」

と呼ばれるようになったという説が有力です。


初秋に小粒で穂状の紫紅色の花を咲かせるのですが、

子供たちが「おままごと」に興じる際、この粒状の花をしごき取り、赤飯に見立てて遊んだことから、

「アカマンマ」との別称で呼ばれてもいるのですが、

幼少期にこの花を使い「おままごと」に使った経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?


また、11月の誕生花でもあり、花言葉は

「あなたのために役立ちたい」

「あなたのお役に立ちたい」

ですが、何とも健気な花言葉ですね。


我々、SCの職員も、公園を訪れる皆さんのお役に立てるよう、

今後も公園の維持管理に努めてまいりますので、

皆さんからの様々なご意見、ご教示をお待ちしています。

宜しくお願い致します。



「#こどもスマイルムーブメント」