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【尾久の原公園】ミソハギの花。
- 尾久の原公園
皆さまお疲れ様です。
8月も第1週を終え、暦の上では立秋となりますが、まだまだ秋の訪れには程遠い天気ですね。
そろそろお盆休みの計画を立てられている頃と思います。
帰省したり、旅行したり、海水浴やテーマパークにもいかれる予定を立てていらっしゃるのでしょうか?
「お盆」…。
地域性はあるのでしょうが、この時期を大切にされている方も多いと思います。
ご先祖さまや近しいお身内のお墓参りや、風習として残る迎え火等々の風物詩。
日本古来より大切にされてきたお盆に、「盆花(ぼんばな)」として精霊棚に飾り付けられてきたのが「ミソハギ」です。
漢字で書くと「禊萩(ミソハギ・ミゾハギ)」、別名「精霊花(しょうりょうばな)」とも呼ばれています。
希少種ではなく、日本全国の湿地や田んぼの畔、池のほとりなどに自生しています。
尾久の原公園でも、この時期に綺麗な花をつける「ミソハギ」を見ることが出来ます。
尾久の原公園の湿地やトンボ池のほとりにアシやセイタカアワダチソウに囲まれながら、ムラサキ色の小さな花を咲かせます。
湿地の中には群生しているところもありますが、
来園者の方が観察できる箇所に咲く「ミソハギ」は、背の高い草々に覆いかぶさられる様にあり、
中々その美しさを披露できないのが残念でなりません。
それでも、所々にトンボ池のアシやヨシに交じって、
小さくもしっかりとムラサキ色の花を咲かせている「ミソハギ」を見ることが出来ます。
「お盆の花」、コロナ渦の中、帰省やお墓参りを取りやめざるを得ない方々等々、
お時間がありましたら尾久の原公園にお立ち寄りになり、
故人やご先祖様を思う一助に、「ミソハギ」を探してみられてはいかがでしょうか?
「#こどもスマイルムーブメント」