ブログ

【尾久の原公園】木登り格差???

  • 尾久の原公園
'22.07.30

連日、酷暑とも言える日々が続いています。

暑熱順応以前に、コロナ禍によるであろう体力の低下が懸念されます。

それぞれにご自愛ください。


さてさて、尾久の原公園の夏もセミの大合唱が鳴りやまない毎日ですが、

早朝の公園巡回時、セミの世界にも格差があるんだなぁと思えるシーンを見つけたのでご紹介いたします。


先ずは1枚目にご注目下さい。

場所はケヤキ通り沿いに植生する、樹高25mほどのケヤキです。




そのケヤキの10mほどの高さに…。


セミの抜け殻を見つけました。

土の中で目覚めようやく地表に到達できたと思ったら、

さらに高みを目指して小さな体で約10mのツリークライミングを敢行し、

見事成虫となった頑張り屋さん、その努力に頭の下がる思いです。


と感慨にふけりながら巡回を続けておりますと、

南の出口付近に根を張る樹高8~9mほどのさくらの木の根元付近に目を移しましたところ…。



セミの抜け殻をもうひとつ発見したのですが…。

こちらのセミ君は寝坊したのかどうなのかは定かではありませんが、ツリークライミング凡そ10㎝…。

省エネと言えば省エネですが、先のツリークライミング10mの頑張り屋さんと比べますと、

「おいおいもう少し頑張れよ…。」と思ったりもしてしまいます。



とは言え、木登り格差はありますが、こちらの10㎝ツリークライミングセミも見事に成虫となってくれたようです。



当公園も8月の末から9月の中頃まではセミの鳴き声に包まれます。

まだまだ暑さに耐えかねる日々ではありますが、樹間を通り抜ける風に涼を求め、尾久の原公園に是非お立ち寄りください。


「#こどもスマイルムーブメント」