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【亀戸中央公園】自然観察会『実りの秋を探そう』を開催しました!
- 亀戸中央公園
いつも亀戸中央公園をご利用いただきありがとうございます。
ここ数日は気温が上がった日もありましたが、だいぶ秋の気配が濃くなってきました。
10月12日(月・祝)に自然観察会『実りの秋を探そう』が開催されました。
たくさんのご参加、ありがとうございました。
まずは先生から本日の解説です。
この時期に熟す木の実や、園内に咲く花などを、写真を交えてご説明いただきました。
〇この時期に見られる花
キンモクセイ … 三大芳香花として有名
ツユクサ … 帽子花、月草とも呼ばれる
〇樹々の実
・トチノキの実 … 大きなつるりとした実
・メタセコイアの実 … 対生(向かい合った構造)
・アオギリ … 葉のような果実の縁にタネがつく
〇生き物
・アオサギ … 旧中川の川岸でよく見られる
また、今年はサザンカの開花が早く、すでに咲き始めているものがありましたので、そちらの解説もいただきました。
〇早咲きの名品朝倉(アサクラ)
・つぼみは赤に近い濃いピンク
・いちばん外側の花弁がピンクで、内側は白い椀咲きの花
そしていよいよ現地での観察です。
※写真は当日午後に撮影したものを含みます。
<アオギリの実>
C地区野球グラウンドそばのアオギリの木に、たくさんの実がついていました。
葉っぱのように見える果実が風にのって、種を遠くにとばします。
果実を観察すると、縁にタネがくっついています。
多い物は5~6個ついているものがあるそうですが、この日は2~3個のものしか見つかりませんでした。残念。
<モチノキ>
モチノキは、オスの木とメスの木があり、メスの木にだけ実がなります。
C地区の東側の外縁には、ちょうどオスの木とメスの木が隣り合って植えられている場所があります。
見比べてみるのもいいかもしれません。
また、旧中川側の外縁のモチノキの実は、赤くなっているものがありました。
これからもっと赤くなりますので、また探してみてください。
- 実をつけたモチノキのメスの木
- すぐ隣のオスの木には実がありません
- 旧中川側のモチノキには赤い実が
<イヌマキ(ラカンマキ)の実>
イヌマキの一種であるラカンマキの実を探しました。
この実は、赤い部分(果床)と青い部分(実)がくっついています。
赤い部分はグミのような食感で食べられますが青い部分は毒があるので注意が必要です。
先生が昨年以前に撮影された写真には赤い部分が綺麗に写っていましたが、今年は落ちて時間がたったのか、乾燥して縮んだ状態のものしか見つかりませんでした。
- 先生の資料の写真
- この日拾った実
<ケヤキの実>
B地区芝生広場には、大きく枝を広げたケヤキが何本も植えられていて、たくさんの実をつけていました。
ケヤキは実を、葉をつけた小枝ごと落とします。
風にのせて、実を遠くに運ぶための自然の知恵なのですね。
<どんぐり山>
どんぐり山でどんぐり拾いをします。
今年はコナラが豊作で、昨年よりもしっかりとした実が、足の踏み場もないほどたくさん落ちています。
人気のクヌギもたくさん落ちていました。
実だけ拾っていった人が多いのか、ぼうしがずいぶん残っていました。
- どんぐり山でどんぐり拾い
- クヌギの実がたくさん
- 真ん中がクヌギで、左右がコナラです
<ユリノキ>
5月に間近で花を観察したユリノキが、たくさんの実をつけていました。
こちらも目の前に実がなっている、珍しい光景を観察することができました。
まだみんな青い実でしたが、これから茶色く熟れて開いていく様子を、また観察できたらと思います。
さて、ここでひとつクイズです。
1枚目の写真の中にはユリノキの実がいくつ写っているでしょうか。アップにして数えてみて下さい。
(答えはこの記事の最後にあります)
- この写真にはたくさんのユリノキの実が写っています!
- 間近に実を観察します
- この実は熟れ始めていますね
<ショウジョウトンボ>
A地区の芝生広場に、ショウジョウトンボのつがいが飛んでいました。
前にいるのがオスで、足の先まで真っ赤なのが特徴です。
後ろのメスは、オスに比べると少し茶色っぽい色をしています。
すぐ近くにも、もう一組つがいがいて、2組をフレームにおさめることができました。
【一足早いサザンカの鑑賞】
毎年10月の下旬に咲き始めるサザンカが、今年は9月中に開花したものもあり、この日は急遽サザンカの鑑賞もルートに入れていただきました。
<原種>
B地区トイレそばの原種の1本が見ごろをむかえていました。
お天気が良かったので、白い花が光ってとても華やかな感じでした。
<昭和の栄(しょうわのさかえ)>
原種のすぐ隣の昭和の栄も、だいぶ花が増えてきています。
花の時期が長く、変化を楽しめる花です。
この時期はきゅっとしたこぶりの花の状態をお楽しみください。
<朝日鶴(あさひづる)>
園内に1本だけ、B地区の中央広場入り口そばにあります。
専門家の先生によると、「厳密に言えば『朝日鶴』ではなく、『朝日鶴の実生』ではないか」とのことです。
ピンクの縁取りの白い花がいくつも咲いていました。
見ごろが短い花なので、この日見られたのはラッキーでした。
<朝倉(あさくら)>
まだ見ごろと言うほどの数ではなかったですが、そこそこの花数はありました。
ふわりと淡いピンクの花弁につつまれたおわん型の花は、正面から見るより少し横から見た方が魅力的かもしれません。
二宮先生は、「横顔美人」とおっしゃっていました。
今回ご紹介したものは先生のお話の中の一部分で、観察会ではもっとたくさんの様々なお話をうかがいました。
参加者様からは、「いつも見てはいるけど知らないことがたくさん。教えていただきありがとうございました」「雑木林のどんぐりの多さに驚きました。実りの秋ですね」「種子の風散布をよく実感できました」「先生が博識でいつもお話が楽しいです。今日もいろいろな知識を授けていただきました」などのご感想をいただきました。
どうもありがとうございました。
次回と次々回の自然観察会は、特別回として『サザンカガイドツアー』を開催予定です。
1回目:11月3日(月・祝)、2回目:12月6日(土)となります。
毎年人気のツアーとなっておりますので、ぜひお早めにご予約ください。
みなさまのご参加をお待ちしています。
<クイズの答え>
ユリノキの実は10個写っていました!






































