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【亀戸中央公園】8月23日(日)自然観察会『公園の緑陰で涼を体感しよう』を開催しました
- 亀戸中央公園
いつも亀戸中央公園をご利用いただきありがとうございます。
8月23日(日)は自然観察会『公園の緑陰で涼を体感しよう』が開催されました。
ご参加くださったみなさまありがとうございました。
最初に先生から本日の解説です。

まずは恒例の暦のお話から。
そして、今回のテーマである『緑陰』に関連して、夏の緑を表す言葉などを教えていただきました。
また、サブタイトルに『都心の緑の意義と効用』とあるように、亀戸中央公園をはじめ都立公園の成り立ちや、その効果などを解説していただきました 。
<暦と言葉>
〇二十四節気は『処暑』(新暦ではおよそ8月23日~9月6日ごろ)
暦の上では秋。処暑とは、暑さが少しやわらぐころのことだが…。
〇七十二候は、処暑の初候の『綿の柎開く(わたのはなしべひらく)』
ちょうど綿の花が咲き始めるころ。(およそ8月23日~27日)
<夏の緑を表す言葉>
緑陰(りょくいん) 夏木立(なつこだち) 木下闇(こしたやみ)
青田風(あおたかぜ)、青田波(あおたなみ)、青田道(あおたみち)、青田時(あおたどき)
※苗がのびて、一面青くおおわれている田んぼの様子からきた言葉
<公園の成り立ち>
〇明治6年の太政官府布達で誕生した公園
上野公園(寛永寺)、浅草公園(浅草寺)、芝公園(増上寺)、
深川公園(富岡八幡)、飛鳥山公園(王子権現)の5つが東京都内に誕生
〇日比谷公園は、明治の欧化政策で首都東京の顔として期待され、日本で初めての洋風公園として設計された。(設計者は「日本の公園の父」と言われる本多静六氏)
<公園緑地の効果>
〇都市機能、都市環境構造上にもたらされる効果
・都市形態規制効果…無秩序な市街化の防止
・環境衛生効果…ヒートアイランドの緩和ほか
・防災効果…大規模地震火災時の避難地、延焼防止ほか
:
など
また、亀戸中央公園でこの時期に見られる樹々や草花の様子を、数日前に撮影された写真をまじえて解説されました。
そしていよいよ現地での観察です。
<C地区新芝生広場の野草の観察>
この日は朝のうちは雲が残っていたので、昨年はできなかった新芝生広場の野草の観察を行いました。
〇ガガイモ
JR高架下のフェンスにガガイモが花を咲かせていました。
〇ヤバセ草
芝生広場の一角に、ヤバセ草の一群がありました。
葉を引っ張るとヤバセの形にちぎれるのが名前の由来です。
この日は可愛いピンクの花も見つけられました。
- 芝生の上にふかふかのヤバセ草
- ヤバセの形にちぎれます
- 花は小さいピンクの花
〇ツユクサ
植え込みの中にツユクサが咲いていました。
ツユクサの花を紙にこすると、鮮やかな青い色に染まります。
染物の下絵にも使われるそうです。
- 植え込みの中のツユクサ
- たった1輪でこの染まり具合
<イッサイサルスベリ>
C地区のトイレそばの花壇に、イッサイサルスベリが植えられています。
背の高くならない品種のサルスベリで、間近で花を観察できます。
葉は「コクサギ型葉序」が特徴で、左左右右と、2枚ずつ順にならんでいるのがわかります。
- 葉が左右2枚ずつついている
<セミの抜け殻>
緑陰をもとめて林の中を歩くと、たくさんのセミの抜け殻が木の葉に付いているのが見つかりました。
こんなところにも夏の風情を感じられます。
<様々な木の実>
秋に向けて、様々な樹々が実をつけ始めていました。
まだ青い実を、これからの姿を想像しながら観察します。
〇アオギリ
ちょうど莢が開いて、中の実が見えてきているところです。
〇ヒメリンゴ
アジサイロードそばのヒメリンゴが可愛い実をつけていました。
〇モチノキ
公園外周には何本ものモチノキが植えられています。
モチノキは雌雄異株で、メスの木だけが実をつけます。
この日は1つだけ赤くなっている実をみつけました。
〇マテバシイ
バグズガーデンそばのマテバシイ。
昨年以上にたくさんの実をつけています。
秋が楽しみですね。
〇ヒヨドリジョウゴ
JR高架下のフェンスでヒヨドリジョウゴが観察できました。
花→青い実→赤い実と、全部の状態をみることができました。
- ヒヨドリジョウゴの花
- 柵の向こうに青い実
- 更に奥に赤くなっている実が
〇イスノキ
A地区のJR高架そばのイスノキも、たくさん実をつけていました。
〇ユリノキ
5月に花を観察したユリノキが、実をつけていました。
<メタセコイア並木の木陰>
この日、何度かとった休憩のうちの1回を、B地区のメタセコイア並木のベンチでとりました。
木陰をわたる風とセミの声に、夏の日のいっときの涼を感じ、ある意味この日いちばんのクライマックスでした。
今回ご紹介したものは先生のお話の中の一部分で、観察会ではもっとたくさんの様々なお話をうかがいました。
参加者様からは、「いろいろと植生がわかって面白かった」「いつも通りすぎていた場所にいろいろな植物があることにびっくりした」「今日も楽しく観察できました。植物の名前は人の生活と関連したものが多く、興味深いです」「今日もたくさんのお話をありがとうございました」などのご感想をいただきました。
どうもありがとうございました。
次回の自然観察会は、9月20日(日)に開催予定です。
『中秋の風景を楽しもう』がテーマとなります。
みなさまのご参加をお待ちしています。






































