ブログ

【亀戸中央公園】7月23日(木)『自然観察会特別回~親子で楽しむセミの羽化』25日(土)『大人のためのセミの羽化観察会』を開催しました!

  • 亀戸中央公園
'26.08.06

いつも亀戸中央公園をご利用いただきありがとうございます。


7月23日(木)は自然観察会特別会として、『親子で楽しむセミの羽化』を開催いたしました。
また、25日(土)は、『大人のためのセミの羽化観察会』を開催いたしました。

どちらの回もたくさんのご参加、ありがとうございました。


まずは先生からセミに関する解説をいただきました。
(大人回は、先生のレジュメを使って職員が解説しました。)


セミの基本知識は以下のような内容です。
・セミの種類と分布
・セミの鳴く時期
・鳴き声と時間帯
・セミの大声の秘密
・セミの天敵


また、『アブラゼミの一生』として、孵化(ふか)から羽化(うか)まで、それぞれの段階での状態の説明がありました。
アブラセミの羽化については、羽化の開始から完了までを、写真付きの資料で解説されました。

最後に〇×クイズもありました。
 第1問:セミの耳はお腹にある。○か×か?
 第2問:セミはオスしか鳴かない。 〃
 第3問:セミはカメムシの仲間だ。 〃
  :
  :
答えは、3問とも『○』です。
特に3問目にびっくりした人が多かったです。
セミは『カメムシ目(もく)』なんだそうです。
幼虫でも成虫でも樹液を吸うのが特徴とのこと。
豆知識として覚えておいてくださいね。


解説の後は、セミの抜け殻を間近で観察。
抜け殻のお腹側を見てオス・メスを見分けたり、セミの種類を抜け殻で見分けたりしました。


そうこうするうちに、いい感じに日も暮れてきて、いよいよ現地での観察に出発です。


<地面の穴>
大きな木の根元を観察すると、いたるところに穴が開いています。
セミの幼虫が地面の中から抜け出るときの穴です。
その中で、穴のふちが綺麗に丸になっているものは、すでに抜け出た後とのこと。
ふちがギザギザでいびつなものは、まだ幼虫がその中にいる可能性があるそうです。
大人回の方では幼虫がいる穴が見つかって、中の幼虫と目が合ったという人もいました。


<木の幹や枝葉を、懐中電灯で照らして見る>
穴から出たセミの幼虫は、木の幹をのぼり、ポジションを整えて羽化をします。
幹の低いところで羽化するものや、枝をつたい、葉の先まで行って羽化を行うものもいます。
セミを観察する場合は、丁寧に木の幹や枝葉を懐中電灯で照らして、そこに登っている幼虫がいないかを探すのが一番のポイントです。

今回はC地区の多目的広場まわりや、B地区のどんぐり山、中央広場そばのメタセコイア並木など、様々な場所で、幹をのぼるセミの幼虫を観察することができました。
先生が「そこにいるよ」と教えて下さるものが多いのですが、子ども達も懐中電灯で一生懸命探して、「見つけた!」「ここにいるよ!」と、嬉しそうに声を上げていました。
さらに、この日以前に羽化をしたあとの抜け殻もたくさん見つかり、子供たちはそれらを楽しそうに集めていました。


<羽化の様子>
今年は、低いところで羽化するものが多い印象でした。
もともとニイニイゼミは幹の低いところで羽化することが多いのですが、その他のセミは枝の葉先まで行くことが多く、昨年までは、高いところの葉っぱを見上げることが多かったのです。
ところが今年は、ニイニイゼミ以外のセミも幹で羽化を始めていたり、低いところの枝にいたり、中には園路の端の土留めの木板で羽化しているものまでいました。
例年に比べて羽化の観察がしやすく、ご参加者のみなさまは楽しそうに写真を撮ったり、親子でお話をされていたりしました。


観察会のあと、参加者様からいただいたご感想の一部をご紹介します。


【親子回】
「とても貴重で面白い体験ができた」
「セミのとまり方やセミの羽化の様子が見られてよかった」
「羽化したばかりで緑色ですごかった」
「貴重な瞬間を見れて勉強になりました!娘も親の私達も夢中で探しました。羽化するところが見れて良かったです!また来年もぜひお願いします」
「初めて羽化するところを見て感動しました」
「なかなか自分ではできない体験を経験し、ありがとうございました!自由研究にも役立ちます」


【大人回】
「数種類のセミの羽化が拝見できてとても満足でした、ありがとうございました。教えていただいた知識で自分でも観察して見たくなり勉強になりました!」
「30年以上、中央公園の近くに住んでいながら、このような体験は、初めてでした。とても1人では観察出来なかったと思います。ありがとうございました。」


みなさまご参加どうもありがとうございました。


最後に、当日職員が撮ったセミのアップの写真をご紹介します。