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【亀戸中央公園】6月21日(日)自然観察会『梅雨に咲く花』を開催しました
- 亀戸中央公園
いつも亀戸中央公園をご利用いただきありがとうございます。
6月21日(日)は自然観察会『梅雨に咲く花』が開催されました。
さいわい前日からの雨は朝方にあがり、しっとり水をふくんだ梅雨の花々を観賞することができました。
ご参加くださったみなさまありがとうございました。
まずは先生から本日の解説です。
今回のメインはやはりアジサイです。
主なアジサイの種類の説明や、亀戸中央公園とその周辺で見られるものの詳細な解説をいただきました。
<アジサイの学名『ハイドランジア』は『水の器』の意味>
(1)ガクアジサイ(ハマアジサイ)
伊豆半島や伊豆諸島に自生する。
真ん中のポチポチと小さい『両性花』と、それをとりまく『装飾花』で構成される。
海浜性植物の特徴で、葉が大型で厚く光沢がある。
(2)アジサイ(ホンアジサイ)
自然界で『両性花』が『装飾花』に変化して、『半てまり』や『てまり』になった変わり花を栽培した種をホンアジサイ、単にアジサイとも言う。
(3)ヒメアジサイ(マキノヒメアジサイ)
ホンアジサイとエゾアジサイの交雑種で、瑠璃色の花。
多くの寺社などで植えられているが、特に鎌倉の明月院が有名で、その名をとって明月院ブルーとも呼ばれる。
(4)ヤマアジサイ
関東以西の本州、四国、九州に自生。
各地の環境によって花の形に様々なバリエーションがある。
ガクアジサイと違って、葉が薄く小さい。花も小さくて繊細な色を表現する。
(5)セイヨウアジサイ
ホンアジサイが西洋で改良されたものが日本に逆輸入された品種群。
花は日本のアジサイより大型で、白、ピンク、紅、愛、紫など多彩。
葉は光沢のないものが多い。
(6)アナベル
北米東南部に分布する白色の大きなテマリアジサイ。
咲き始めはライムグリーンで、次第に白に変化する。
また、この時期に亀戸中央公園の内外で観察できる花や草について、写真や実際の草花を手に、解説をいただきました。
以下、現地での観察時の解説に加えて、この時のお話も合わせてご紹介いたします。
(※写真は、翌日にあらためて撮影したものも含みます)
【アジサイ】
<ガクアジサイ>
C地区サービスセンターのすぐ前に、大きなガクアジサイが植えられています。
真ん中の両性花と周りの装飾花が咲いている様子を観察しました。
また、「すでに両性花の受粉が済んだものは、虫を呼ぶ必要がないため、装飾花がくるんと下を向く」との説明になるほどと納得。
3枚目の写真では、左右の装飾花はまだ上を向いていますが、下2つの装飾花は下を向いています。
<アジサイロードのホンアジサイとヤマアジサイ>
C地区から旧中川沿いへ出る園路は、『アジサイロード』として何種類ものアジサイを植えています。
今回は、特にホンアジサイとヤマアジサイが見ごろでした。
ヤマアジサイは自生している場所の環境で様々な色や特徴を持ちます。
ヤマアジサイを元にした園芸品種もたくさんあります。
- アジサイロードのホンアジサイ
- ヤマアジサイ
- こちらもヤマアジサイ
<旧中川水辺公園あじさい畑>
亀戸中央公園から出て、旧中川水辺公園のアジサイも観察しました。
この日はアナベルが見ごろでした。
咲き始めはライムグリーンの色が、だんだん真っ白になっていきます。
大振りでゴージャスな花を、たっぷりと観察できました。
- 旧中川水辺公園のアジサイ畑
- 特にアナベルが見ごろでした
また、こちらはガクアジサイの花の状態3態です。
真ん中のは両性花が受粉を終えた状態。
左の花の両性花はまだつぼみです。
そして右奥の花は、ちょうど両性花が咲いている状態ですね。
ふだんなかなか見られない様子も観察できました。
- ガクアジサイの花3態
- ピンクの装飾花のガクアジサイも
【その他の草木花】
ここからは、途中で先生に解説いただいた草木を、順不同にご紹介します。
<アオギリ>
C地区遊具広場そばにアオギリの木が並んでいます。
アオギリは、幹が青いからアオギリとのことで、遠目に見てもうっすらと青さを感じます。
ただこの日は、幹で育っているコケや地衣類が最近の雨で青々としているせいで、幹自体が青いのかどうかわかりにくくなってしまっていました。
こんどは晴れた日に見てみたいですね。
- アオギリの木
- 幹が青みがかっています
- 花をたくさんつけていました
- 濃い緑がコケで、薄い緑が地衣類です
<ヘラオオバコ>
こちらの写真もアジサイがメインかと思いきや、実は『ヘラオオバコ』が主役です。
長い茎の先の穂が、下から上と咲きあがる様子はまるで小さな花火のようです。
一方、上から下へと咲き下がる花の代表に『ワレモコウ』があるとのことです。
- アジサイの横に…
- ヘラオオバコの花が
- たくさん咲いていました
<ムクノキの実生>
植え込みの中から、実生のムクノキが顔を出していました。
先生によると、ムクノキの実はエノキとならんで鳥が好む味をしていて、鳥に実を食べてもらって種を運ばせるとのこと。
また、ムクノキは葉の裏がざらざらしているので、昔は紙やすりの代わりに使われたそうです。
- 実生のムクノキ
<ヒメイワダレソウ>
A地区の正面階段下の植え込みのところに、ヒメイワダレソウが植えられています。
いまがちょうど見ごろの時期で、可愛い白い花をたくさん咲かせています。
ヒメイワダレソウはグランドカバー植物としてとても優秀で、雑草よけによく植えられているそうです。
【おまけ】
<ツミ>
ツミは小型の猛禽類です。
亀戸中央公園には、数年前から毎年春先に、園内の木に巣を作って子育てをしにやってきます。
この日は、亀戸スポーツセンター前の電柱の上にとまっているのを参加者さんが気づいて教えて下さいました。
- 電柱の上のツミ
<公園に来る途中で見つけた草花>
亀戸駅から公園までの道すがら、先生が見つけて採ってこられた草花です。
亀戸中央公園では見かけないものもあり、珍しいのでご紹介します。
今回ご紹介したものは先生のお話の中の一部分で、観察会ではもっとたくさんの様々なお話をうかがいました。
参加者様からは、「いろいろと知らない木や草のことが知れて、また散歩が楽しくなります」「いろいろな植物の名前や話をおぼえられてよかった」「雨上がりのアジサイは風情があってよかった」「楽しい時間でした」などのご感想をいただきました。
どうもありがとうございました。
7月の自然観察会は、特別回となります。
下記の通り、2回に分けてセミの羽化の観察を行います。
・7月23日(木)18:30~ 親子向け
・7月25日(土)19:00~ 大人向け
また、通常開催は8月23日(日)となります。
『公園の緑陰で涼を体験しよう』をテーマに開催予定です。
みなさまのご参加をお待ちしています。



























