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【尾久の原公園】5/17自然観察会を開催しました!
- 尾久の原公園
いつも尾久の原公園をご利用いただきありがとうございます。
新緑が目にまぶしく、さわやかな風が吹き抜ける中、
5月の自然観察会を開催しました。
テーマは「バンの子育て&春の日本に来た鳥」です。
テーマを設定はしておりますが、そこは自然豊かな尾久の原公園のこと、
目に入る生き物全てが観察対象です。
生き物が躍動する季節が参りました。

集合場所のサービスセンター前です。
早くも周りをチョウが舞っております。

センター内の花壇に一瞬止まったツマグロヒョウモン(写真左)。
ちょっと見えづらいので他の場所で撮ったもの(写真右)。
ツマグロヒョウモンは幼虫の姿で冬を越すのだそうですが、
冬の間のエサとして寒さに強いパンジー(好物だそうです)が植えられているから
公園に多くいるのかもしれません。

園内花壇からはらっぱ広場にかけてもチョウがいっぱい。
この日はウラギンシジミ(写真中央)やベニシジミ(写真右)が見られました。
ベニシジミの羽の色は季節で変わり、
春先はオレンジ色が目立ちますが、夏には黒が濃くなるそうです。

はらっぱ広場へ向かう道すがら
どこからともなくツツピーツツピー…と鳴き声が聞こえました。
シジュウカラです。
この日は写真に収めることができなかったので、
昨年の観察会のものをご覧ください。
注目してほしいのが写真右。
これは公園に隣接する住宅との境にあるフェンスなのですが、
実は巣を作る場所を探しているのではないか、という説があります。
もともと森だけに棲んでいたシジュウカラが街へ進出できたのは
巣作りに使える穴の開いた人工物がたくさんあったからかもしれないのだとか。
*参考:『僕には鳥の言葉がわかる』鈴木俊貴著、2025年1月、小学館

はらっぱ広場~トンボ池に移ると、
ギョギョシギョギョシと大きな鳴き声が聞こえてきます。
湿地に作ったヨシの刈り残し部分に集まっているオオヨシキリです。
ヨシ原の減少により、地域によっては個体数が減少しているそうですが
尾久の原公園には多数集まっています。
特に園内に人が少ない早い時間帯には
そのさえずりが賑やかすぎるほどです。

トンボ池ではシオカラトンボが水面付近に尾を振って、
どうやら産卵しているようです(写真中央)。
深い青緑色の大きな目が特徴です。
池の中ではウシガエルが
オタマジャクシから手足が伸びて変態しかかっていました(写真右)。
*ウシガエルは特定外来生物として指定されており、
飼育や生きたままの運搬は法律で禁止されています。


さて、本日メインのターゲット、尾久の原の盟主バンです。
……なのですが、残念ながら出会えませんでした。
やはり来園者が多い日曜日は人間の圧が強すぎて隠れてしまいます。
私たち職員は朝の巡回で年中出会いますので、
人の少ない平日の朝7時台までにお越しいただくのが良いようです。
代わりに、ちょっと珍しい写真を。
撮影したのは3月下旬のものですが、
バンの営巣と卵と、その周りを泳ぐバンです。

もう一つ珍しい写真を。
ニホンアカガエルの成体です。
2月下旬から3月上旬にかけてたくさんの卵塊を見かけるにもかかわらず、
めったに出会うことのなかった成体。
本来、陸生で産卵期以外には水辺に近づかず、
通常は山の斜面などの草の影にいます。
この日、湿地の調査活動を月1回行っている尾久の原愛好会さんが見つけて、
声をかけてくださいました。
いつもいろんな出会いと発見がある自然観察会の次回は
6月21日(日)10:00~11:00
「バッタの幼虫と初夏のトンボたち」
この日は5月から準備していた虫の王国も解禁といたします。
ふるってご参加ください!
お申し込みは尾久の原公園サービスセンターへ電話か、直接お越しください。
Tel. 03-3819-8838
