ブログ
【尾久の原公園】10月の中低木剪定講習を開催しました!
- 尾久の原公園
いつも尾久の原公園をご利用いただきありがとうございます。
10月18日に行った中低木剪定講習は🌸サルスベリ🌸に取り組みました。
先月の剪定講習の時点で花が落ち始めていたので、
整枝剪定ができると踏んで10月の予定に打ち出していたのですが、
やはり生き物は思い通りにはまいりません。
思ったよりも開花時期が延び、
ようやく10日ほど前(10月7日前後)に全ての花が落ちました。
開花期間の長さも、サルスベリの別名「百日紅」の由来ですね。

9月上旬のサルスベリの花
講師をしてくださっている樹木医の玉木さんはいつも、
まずはその樹の全体をよく見て、樹と向き合う大切さをご説明されました。
「うーん、これはハサミを入れるには早いな」
今夏の異常な暑さが長らく続いたことで、
ひと月半から2か月近く季節がズレていると言います。
「その時の状況を見極めて、必要な剪定をする」
「樹にとって不要なことはしない」
樹は生きているので「マニュアル通りにこの月にはこの樹とはいかない」などのご説明をされました。

そこで今回はサルスベリの根元のヒコバエ(樹木の根元から伸びる若い芽や枝)や
ドウブキ(幹の途中から生えた細い枝)、周りの草を刈って、
主幹に栄養を回すようにする手入れに取り組みました。

みんなで取り組みます。尾久の原公園には55本もサルスベリがあります。

剪定の後は、サービスセンター前で今回も茶話会です。
サルスベリの話に始まって、参加者のご家庭にある樹木へと話が広がりました。
次回は11月22日(土)の10:00~12:00となります。
対象は樹木の状況を見て当日に判断いたしますが
サルスベリ ベニバナトキワマンサク ハマヒサカキ
などを想定しています。
ふるってご参加ください。
お申し込みはサービスセンターへ来所するか、お電話にて。
尾久の原公園サービスセンター➡03-3819-8838
