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10月の自然観察会「秋のトンボとバッタ」を開催しました
- 尾久の原公園
10月の自然観察会は「秋のトンボとバッタ」がテーマ。
なのですが、講師が「おや、サービスセンターの周りにずいぶんいろんな種類の蝶や蛾がいますね。こちらもちょっと見ていきましょう」と提案。
観察対象はテーマに縛られず、サービスセンター前のクチナシの葉の裏にいるオオスカシバの幼虫や、チャバネセセリやウラギンシジミ、ベニカナメモチの木の剪定した場所から蜜を吸っているコムラサキ等、多種に及びました。
本題のトンボについては想定したほどはいなかったのが残念でしたが、アキアカネがそれ相応に飛び交っていました。
一方、小さな生き物の観察場所である「虫の王国」では多数のコバネイナゴ、オンブバッタ、クビキリギス等が見られました。
近隣の方々にとどまらず、品川区からお見えの方もいらっしゃり、着実に参加者の層が広がっているのが感じられました。
「虫取り」とインターネットで検索をかけて尾久の原公園がヒットしたので来てみたのだそうです。
「企画向けに事前に虫を放っているんですか?」と聞かれたのですが、
いえいえ、当公園は「自然を観察」していただくことを主眼としておりますので、すべて自然にやって来たものなんですよと答えると
「それはいいですね、これからも来ます」と言ってくださいました。
残念ながら虫の季節もそろそろ終わりを迎えます。「虫の王国」もこの日をもって今年は終了いたしました。
来年の「虫の王国」にご期待ください。
次回の自然観察会は11月17日(日)10:00~11:00
テーマは「昆虫やクモの隠れ家」です。
ふるってご参加ください。