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【亀戸中央公園】9月21日(土)自然観察会ご報告
- 亀戸中央公園
いつも亀戸中央公園をご利用いただきありがとうございます。
9月21日(土)は自然観察会が開催されました。
たくさんのご参加、ありがとうございました。
今回のテーマは、『中秋の風景を楽しもう』です。
まずは先生から本日の解説です。
今回のメインは3つです。
(1)この時期に見られる花、サルスベリとヒガンバナ
(2)虫たちの姿、虫たちの声
(3)さまざまな野草
亀戸中央公園やその周辺で、先生が当日朝に採取されたものを実際に見て、特徴などの説明を受けます。
そしていよいよ現地での観察です。
<イヌツゲ>
サービスセンター横に植えられています。
雌雄異株の種で、この木は実がついているので雌株とのこと。
剪定に強い種なので、動物などの形に剪定する『トピアリー』にする木として各地の公園にたくさん植えられているそうです。
<一才サルスベリ>
先月も観察したC地区トイレ横の一才サルスベリ。
まだまだ花が残っていましたが、花房の中に大きくなった実がたくさん見つけられました。
<実生のクワ>
C地区の外周の林床に、実生(みしょう)のクワの木がありました。
野球グランドのそばに大きなクワの木があるので、おそらくそこの実が運ばれてきて芽吹いたのではないかとのこと。
<旧中川沿いの野草>
旧中川沿いの土手から川辺に生えている草は、ほとんどがイネ科のものだそうです。
この写真では、川辺に生えているのが『ヨシ』で、手前が『チガヤ』、右手奥に穂が出ているものが『セイバンモロコシ』です。
『セイバンモロコシ』は、土手にもたくさん生えています。
ここでは、エンマコウロギのよく響く声が聞こえていました。
<アメリカスズカケの木>
B地区の小さい方の芝生広場には、アメリカスズカケが2本植えられています。
うち1本に、どっさり実がなっていました。
<カツラ>
B地区出口近くに大きなカツラの木があります。
近づくと甘い香りがします。
綿菓子のような懐かしい甘い香りは、落ちた葉から香り成分が出ているのだそうです。
特に雨のあと、しっとりと湿っているときによく香るそうです。
<トチノキの実>
A地区の林の中には、トチノキの実がたくさん落ちていました。
小さいミカンぐらいの大きさの殻は、さほど力を入れずに3つに割れます。
中には大きな実が1つだけ入っています。
<園内で見られた野草>
林床や花壇の中など、さまざまなところで観察した野草をご紹介します。
(1枚目以外は、後日あらためて写真を撮りました)
今回ご紹介したものは先生のお話の中の一部分で、観察会ではもっとたくさんの様々なお話をうかがいました。
参加者様からは、「エンマコウロギの鳴き声が聞けて感動しました」「季節ごとに草木が変化するのが面白い。先生のおかげて1年を通して自然のうつろいを観察する楽しみができました」「季節の草花など、たいへん勉強になりました」などのご感想をいただきました。
次回の自然観察会は10月14日(月・祝)となります。
『実りの秋を探そう』をテーマに開催予定です。
みなさまのご参加をお待ちしています!