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【亀戸中央公園】春に咲いた花の実はいま

  • 亀戸中央公園
'24.07.24

いつも亀戸中央公園をご利用いただきありがとうございます。

梅雨も明け、いよいよ本格的な夏が始まりました。

春に花をご紹介した木々が実をつけはじめています。
まだ青く小さい実がほとんどですが、だんだん大きくなって色づいていく様をご覧いただきたくて、このタイミングでご紹介します。


<ハナミズキ>
春に綺麗な花で目を楽しませてくれたハナミズキが、実をつけ始めています。
まだ青い実が、これから赤く色づいていきます。
上の方の枝はみつけにくいかもしれませんが、春に比べ枝がだいぶ下の方まで伸びてきているので、見やすくなっていると思います。

<ヤマボウシ>
園内には一か所に4本まとまって植えられています。
花はハナミズキより少し遅かったのですが、もうすでに実がつきはじめています。
ころんとした青い実がなかなか愛嬌があります。ぜひご覧になってください。

<クスノキ>
太い立派な幹と多めに茂った葉に目を奪われて、なかなか見つけにくいかもしれませんが、クスノキがどっさり実をつけています。
青い実なのであまり目立ちませんが、クスノキは園内のいたるところにたくさん植えられていますので、ぜひみつけてみてください。

<サンゴジュ>
その名の通り、サンゴのように赤い実をつける木です。
A地区に多く植えられており、特に正面階段を上がったところにある木が色づき始めています。

また、遊具広場そばの木もだいぶ目立つ色になってきました。
これらの木の実ももっと赤くなりますし、園内の他の木もこれからどんどん赤くなっていきます。
どうぞお楽しみに。


<サザンカ(原種)>
最後にご紹介するのはサザンカの原種です。
B地区のトイレ前の芝生広場に植えられています。
かなり大きな実がたくさん実っているのが遠目でもよくわかります。
園内ではサザンカの他の品種も実をつけているのですが、特にこの木をとりあげたのは、離れたところからでも十分に実を観察していただけるからです。
というのもいまの時期のサザンカはとても危険なのです。
それはとても強い毒を持つチャドクガというガの幼虫が葉陰にひそんでいるからです。
もちろん私たちも日々駆除に励んでいますが、どうぞみなさま、この時期のサザンカにはくれぐれもお気をつけて、少し離れたところからお楽しみください。

今回ご紹介した写真の場所はこちらです。
写真の箇所以外にも園内にたくさん植えられています。
少しずつ大きくなり、色づいていく木々の実をぜひお楽しみください。