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【亀戸中央公園】5月18日(土)自然観察会ご報告
- 亀戸中央公園
いつも亀戸中央公園をご利用いただきありがとうございます。
5月18日(土)は自然観察会が開催されました。
たくさんのご参加、ありがとうございました。
今回のテーマは、『新緑に萌える公園でお花探し ―初夏に咲く樹の花・野の花―』です。
まずは先生から本日観察する植物の解説です。
メインの一つはこの時期に園内で見られる木々の様子です。
(1)サクラの実
- C地区にたくさん植えられているサトザクラのカンザンという品種は実をつけない
- オオシマザクラは実をつける
黒くなるまで熟した実は食べられるが、青や赤などの未熟な実には毒があるので注意が必要 - ソメイヨシノは自身の花粉では実をつけないが、近くにオオシマザクラがいるとその花粉でまれに実をつける
(2)クスノキの花と実
(3)ユリノキの花
- 花がユリに似ているからユリノキ
- 葉は半纏(はんてん)の形に似ているからハンテンボクとも言う
(4)オリーブの花
メインの二つ目は、園内でこの時期見ることのできる野の花々を、いくつも写真つきで教えていただきました。
そしていよいよ現地での観察です。
<サクラの実>
C地区トイレそばと、旧中川沿いのオオシマザクラにはたくさんの赤い実がなっていました。
ソメイヨシノにも実がなっているのを見つけました。
A地区のオオシマザクラのすぐ隣りの木です。
<ユリノキ>
A地区に低いところに花をつけている木があり、花と葉を観察しました。
<オリーブの花>
A地区トイレそばのオリーブの花が満開になっていました。
<ヒメイワダレソウ>
A地区の正面階段横に植えられています。
地面をびっしり覆うので、雑草よけによく植えられる花ということです。
<野の花の観察>
木々の足元や縁石のすき間などに、様々な野の花が見られます。
参加者の皆様は、かがみ込んで熱心に観察されていました。
今年度の自然観察会は本日が初回でした。
ご参加者いただいた皆様からは、「知らないことばかりで勉強になった」「学ぶことが楽しい」「深い話であふれていた」「参加するごとに公園の散策が楽しくなる」などの感想をいただきました。
自然観察会は今年度も年10回の開催を予定しています。
次回は6月18日(日)です。
『梅雨に咲く花 熟す青い果実、林床の花』をテーマに開催予定です。
みなさまのご参加をお待ちしています。