11月19日（日）…雲ひとつない快晴の中、11月の自然観察会を開催しました。

今月のテーマは「昆虫やクモの隠れ家」でした。

気温が下がってくると、昆虫たちは越冬の準備を始めます。

落葉の下や樹名板の後ろ、木に穴を開けたり穴の開いた木の中にもぐりこみ、寒さをしのぎます。

7組12名の方にご参加いただきました。

開始早々、イチョウの木にハラビロカマキリの成虫を発見しました。

この時期のハラビロカマキリは動きも鈍く、元気もなさげでしたが

参加者の皆さんは目を輝かせながら観察していました。

今回の自然観察会のために準備した虫の隠れ家に到着！

丸太をひっくり返して、クモや昆虫を観察しました。

続いて、ハンノキの枝を観察しました。

降ろした枝を短く切りながら中を覗いてみます。

いました！

お目当てのキムネクマバチです。

クモや昆虫が見つからないかみんなで探しましたが、

ハラビロカマキリの卵塊がふたつ見つかったほかは見つかりませんでした。

最後に振り返りを行いました。

今日、観察できたのは

　コバネイナゴ・オンブバッタ・

　ハラビロカマキリ・アキアカネ・ナナホシテントウ・ネコハエトリ・ダンゴムシの仲間・ワラジムシの仲間・

　キムネクマバチ・フタモンアシナガバチ（オス）・キマダラカメムシ・ツヤアオカメムシ・

チャバネアオカメムシの幼虫・ヤスデ

でした。

次回は、12月17日（日）自然観察会「越冬昆虫」です。

沢山の方の参加をお待ちしています。