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【尾久の原公園】防災ウィーク「公園と防災」開催中

  • 尾久の原公園
'23.09.01

9月1日は防災の日


さらに今年は「関東大震災」から100年目。


都立公園では、都立公園制度制定150周年事業の一環として、一斉に「it’s My Park Day! みんなで公園防災日和」を開催しております。


尾久の原公園の指定管理を行うアメニス東部地区グループでも、防災意識を高めるために9/1~9/8まで、指定管理を行っている7つの都立公園共通展示として園内の防災設備の紹介をしていきます。



さて、


尾久の原公園は「広域避難場所」として、発災時には二次災害の危険から生命を守るための緊急避難場所としての機能を有しています。


今回ご紹介しているのは、「災害用簡易トイレ」と「救護用テント/かまどベンチ」です。


①災害用簡易トイレ

園内の“芝生広場”“はらっぱ”には、それぞれ11基、13基(計24基)の災害用トイレが設置されています。

普段はマンホール状の鉄蓋になっていますので、気づかないかもしれませんが、こと発災時には、簡易トイレに早変わり。洋式・和式がそろっています。

▲“芝生広場”と“はらっぱ”の北側に並ぶマンホール。ご存知でした?



▲発災時には、マンホールの上にトイレテントが設置されます。



②救護用テント/かまどベンチ

普段はベンチとして、利用者の憩いの場となっているこちらの場所も、発災時には「救護用テント」、「かまどベンチ」として活躍します。

▲普段はヨシズの日よけがあるベンチ。災害時には、「救護用テント」として活躍します。


▲“はらっぱ”の南側にあるベンチには、煮炊きの出来る“かまどベンチ”として機能が。



もちろん、設備があるというだけでは十分な備えとは言えません。


大切なのは、それを活かしていくことです。



今、災害への備えとしては「公助」「共助」「自助」の連携が不可欠と言われています。


自分自身の身を守る「自助」

お互いが協力して助け合う「共助」

公的機関の救助・援助による「公助」


公園では、これらの連携を高めながら、更なる防災機能の充実を図っていきたいと考えています。



今回はまず、知る事。



防災ウィークを機に公園の防災機能を知ってもらい、災害への備えとなればと思います。


#こどもスマイルムーブメント