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【亀戸中央公園】6月18日(日)自然観察会ご報告
- 亀戸中央公園
本日6月18日(日)は「梅雨に咲く花、林床の花」をテーマとした自然観察会でした。
暑い中お集まりいただき誠にありがとうございます!
受付を済ませ、先生持参の見本で本日観察する植物の解説です。
身近な草花も時期に適した特徴を持っています。
ユウゲショウは「雨滴散布」と言って雨粒が当たると果実が開いて種を散布する仕組みです。
水を撒いてみて、果実が開くかどうか実験です。
林床エリアではカタバミの一種「イモカタバミ」と「ムラサキカタバミ」の根っこの違いを確認。
左の「ムラサキカタバミ」は鱗茎で右の「イモカタバミ」は根茎です。
梅雨の花「アジサイ」もきれいに咲いています。
ヤマアジサイの花は受粉が済むと上を向いていた茎を下向きにします。
芝の間から伸びているネジバナを探しつつ、これからの時期旺盛になるヒメイワダレソウまで移動です。
「イワダレソウ」との違いの説明を聞きつつ、ミツバチが蜜を集める様子を観察。
普段気にしない足元の小さな花にもそれぞれ工夫と特徴がありました。
参加者様からは
「毎回参加して新しいことを知り、都度喜びを感じています」
「名前や種類を知ると散策がさらに楽しくなりました」
との感想をいただいています。
自然観察会は年10回開催しています。
次回の観察会は8月
●お子さまと保護者様向けの「親子で楽しむセミの羽化」
●「公園の緑陰で涼を体感しよう」
2回開催予定です。
どちらも詳細が決まりましたらHPや園内掲示物などでお知らせします。
興味のある方はぜひご参加ください!