この時期、雛の生まれた野鳥たちは飛行訓練の真っ最中です。
左側が親鳥で右側が幼鳥。
ムクドリの幼鳥は羽が生えそろうまでは頭から顔にかけてボソボソしているのでよーくみると分かります。
親鳥がエサで気を引いて、幼鳥はつられて走ったり飛んだりしています。
スズメも同じように地面でエサを待ちつつ飛行訓練をします。
幼鳥は羽の先を地面に引きずるように下ろしているので分かります。
口ばしの端の色も薄黄色をしているので目のよい人はよーく見ると見えるかもしれません。
※このときに飛べない雛だと持ってきてしまうのは、親鳥からしたら誘拐なので見守ってあげてください。離れたところで親鳥は見ています。
そして一番目立つ(賑やかな)のは、カラスの飛行訓練です。
両親総出で見守りながらの訓練です。
わが子のために、近くの枝に止まり通行人にカーカーと威嚇鳴きします。
画像右側は通行人がいなくなるタイミングを教えるかのように目を光らせている親鳥と、じっとしている幼鳥。
このときにたくさんカラスがいるなぁと、立ち止まって見上げていると威嚇をされるので素早く通り過ぎてください。
威嚇は3段階くらいあって、最初は大きな声で鳴いてきます。
次に枝を折って落としてきます。(下の写真右側は上から落とされた枝。)
それでもまだ居ると低空飛行での威嚇を仕掛けてきます。
この看板が置いてある場所はカラスが低い位置にいることが多いのでご注意ください。